質問:【高1です。私は将来まちづくりに携わりたいと思ってい】
高1です。
私は将来まちづくりに携わりたいと思っているのですが、大学では何科に行けばいいのかわからなくて質問しました。
なんとなく建築学科かなと思っていたのですがこの間建築学科について調べてみると構造とか材料などについて学ぶカリキュラムが多かったので私がしたいことは建築学科じゃないのかなと今悩んでいます。
取りたい資格から大学を探すのもいいよとアドバイスいただいたのですが、どのような資格があるか、いるかわかりません。
自分でも今調べているところですが、知恵袋でも直接詳しい方から回答いただけたら嬉しいと思いました。
よろしくお願いします。
以下ベストアンサー
まちづくりというのは、都市計画と呼ばれることもありますが、いずれにしても、政策の立案・決定から、土木・施工管理技術まで、大変幅広い領域に係わります。
政策立案ということになりますと、政治家や議員さんの仕事になりますし、その事務を補佐する官公庁の吏員も必要だという風に、いわゆる文系から、理系、工学系まで、あらゆる分野の人材が街づくりに携わっています。
町おこし、村おこしなどでは、商店街の親父さんが中心となって活躍しているケースもあったりします。
ですから、大学での専攻など、縛りもなければ、特権もありません。
ただ、技術系に絞りますと、都市計画系や環境工学系の学科が、さしあたり最も近い領域とは言えます。
有名どころでは、東大の都市工学科が第一にあげられます。
丹下健三や黒川紀章など建築学科の出身者が(大学院に)籍をおいてましたよね。
実務的には、独立系の都市計画事務所に所属する技術者は、やはり建築系の出身者が大半を占めています。
そして、建築系出身者のほぼ全員が一級建築士の資格を有しています。
都市計画関係の資格としては、技術士(都市計画・地方計画部門)があります。
技術士の資格は、なかなか取得の難しい資格ですが、都市計画の技術屋を自称するなら必須の資格とされています。
この資格は、出身学科に関係なく、実務経歴を中心に審査されますので、土木学科の出身者で取得している方もたくさんいます。
技術士は、技術系の資格の中では最も難しく価値あるものとされていますので、たいていの方は、技術士の受験以前に、一級建築士とか、(土木の)一級施工管理技師を取得してから、チャレンジするのが一般的です。
早い話、建築士や施工管理技師の資格も取れないようでは、都市計画の技術士は到底無理です。
さて、建築科では、確かに構造や材料についても学びます。
しかし、これが、都市計画に関係がないわけではありません。
というより、構造や材料の分からない者が、都市計画をやろうとするなど、おこがましいのです・・・(-。
-)y-゜最初に申し上げましたように、都市計画には、技術以前に、哲学、政治、歴史、法律、文学・・・等の、すべての学問の知識・素養が不可欠です。
逆に言えば、政治家等の文系出身者であっても、技術の知識・素養が不可欠なのです。
つまり、理系であれ文系であれ、都市計画に携わろうとする者は、極めて幅広い知識がなければなりません。
例えば、都市計画の原点には、安全な町づくりというものが要請されます。
最近の大雨による災害について考えてみますと、技術的には、降雨量と河川等の排水能力の比較検証が不可欠であることは、容易に理解出来ると思います。
そういった、基本的な知見がなければ、避難ルート、警報の出し方その他の避難計画は、決して立案できません。
ところが、降雨強度とか百年確率とか、ベーシックな科学用語さえ理解できない阿呆な政治家達が、安全を云々しているのは笑止千番です。
どっかの有名知事は、「百年に1回の災害対策に投資するより、目先の社会保障」とか言って、必要なダムの計画を反古にしてたりします。
こういった施政者に、技術的な知識を教育してやるのも、都市計画に携わる技術者の責務のひとつです。
そうであれば、施政者に負けないだけの幅広い教養がなければなりません。
技術士が、一面、コンサルタント資格であると言われるのも、このあたりに理由があります。
以上の様なことで、まちづくり=都市計画は、どの道から入っても、人類のすべての科学的知見の集大成を必要とする職務です。
その意味で、建築科からスタートするのは決して間違ってはおりません。
そして、少なくとも、一級建築士を取得するように頑張って下さい。
そのためには、構造も、材料も知っておかねばなりません・・・でなければ、資格が取れないし・・・(-。
-)y-゜

