質問:【満州国に今で言う大型複合施設があって世界でも類をみ】
満州国に今で言う大型複合施設があって世界でも類をみない近代都市が建設されていたのは本当ですか?
またそんなに経済的に豊かだったのですか?
観光客を狙ったまちづくりだったのですか?
以下ベストアンサー
明治維新、満州建国、列島改造。
以上を近代日本の3大国家プロジェクトと申しますいずれの大事業にも共通することは、大規模かつ急進的な建築や土木事業によって旧来の景観が大きく変わるほどの変化を伴っていたということです現代においてもそうですが、大規模プロジェクトというものは平穏で安定した状況下ではなかなか進捗しにくいものですもちろん膨大な資金や期間がネックになっているということもありますが、もうひとつの問題は旧法体系や土着縁故、古い慣習またはそれらによって複雑かつ硬化した地権というようなことですしかし広域かつ国家レベルの動乱や変動が背景にあれば旧態然とした状況を開放するチャンスとなりえます。
多少はどさくさまぎれということもありはしますが、整った区画の道路と近代的なビルディングを建てたいならそういうときには一気呵成に事を進めやすくなります新京という町はそうやってつくられました。
当時、中国東北部の旅行者は軍民・人種・国籍を問わず増加の一途をたどっていました。
また鉄道会社にせよ船会社にせよ乗客の奪い合い・サービスの拡大というような様相を呈していましたしかし新京は観光地として立派にしようとしたのではありません。
あくまで軍都ですから戦車の通行や防空も考慮しなくてはなりません。
でもそれだけではなく将来的な満州国の繁栄を見込んで当時としては最新の発想といえる人や物の交流を考慮にいれた都市計画が作られたのですそれには関東軍総司令部のほか、デパートや鉄道駅、ホテルなども盛り込まれました。
ターミナルシティーともいえる観光客にとって便利そうな近代都市はこうして作られたのです

