天心の史跡巡る
思想家岡倉天心の半生を描いた映画「天心」の公開に先立ち、舞台となった北茨城市大津町五浦で12日、観光PRイベント「五浦巡りウオーキング」が行われた。 参加者は史跡や映画のロケセットなどを巡り、天心に思いをはせた。 イベントは任意団体「きたいばらき文化と観光の再興によるまちづくり協議会」が主催。 「五浦ボランティアガイドグループ」のメンバーが案内役として参加者人に同行した。 一行は天心が眠る墓や弟子の菱田春草の邸宅跡を訪れた後、六角堂を見学。 天心が中国の庭園に見立てたとされる岩礁や海原を眺めて感じ入った様子だった。 さらに映画の撮影に使用された横山大観の作品「屈原」の複製などを鑑賞。 特別公開された「日本美術院研究所」のロケセットまで約2時間歩いた。 参加した同市大津町、無職佐藤吉雄さん(67)は「五浦は奥が深く、さらにいいところをたくさん見つけられた」と話した。 映画は今秋以降に公開予定。

