当たり前を取り戻そう
女川町 須田善明町長にお話を伺いました。先月末9/29に、大々的なまちづくり起工式が行われ、それは復興に向けた区切りとして、また長きにわたる過程のスタートと位置づけられました。 今回はその時に拝聴した町長のお話しから気になったところを一段掘り下げて聞いてみました。町長自ら「外で撮影したほうが面白いんじゃない?」と提案され、慌ててレンジャー号に同乗いただき漁港をバックに撮影させていただきました。 1000年に一度のまちづくりのポイントとは、「へそ」のあるコンパクトシティづくり。住居は高台移転しますが、商業施設や公共施設を嵩上げした平地に集約することで住民の生活動線と町外からの交通動線を計画的に集約・配置することで「へそ」を押さえたまちづくりを考えており、またこの各種復興事業を通して、震災以前からあった少子高齢・過疎問題に対応し、東北のこれからの生き方を体現するまちづくりを目指すそうです。 最後に「復興とは?」という巨大な問いを投げかけました。須田町長は困りながらも、震災以前は「当たり前だったこと」を現在やっと再開できて「特別なこと」となっていますが、これらがいずれ特別ではなくなる日、つまり当たり前を取り戻した日が復興なのかなと語っておられました。 訪れるたびに美しく生まれ変わっていく、新生・女川町の進展が楽しみです。

