復興の槌音
女川復興まちづくり事業着工式がJR女川駅跡地で行なわれました。着工式には須田女川町長はじめ安住財務相、平野復興相、独立行政法人都市再生機構(UR)の上西郁夫理事長、ほか国、県、町などの関係者ら200人が出席され、式典に先立って犠牲者へ黙祷、国歌斉唱が行なわれました。集団移転事業などの復興事業の土地造成に着手するのは、岩沼市に次いで県内で2番目だそうです。 区画整理事業は本年度、荒立西団地、荒立東団地(一戸建て)60区画と陸上競技場跡地(災害公営住宅)200戸を建設するため用地造成に着手します。 各方面からのありがたいお祝辞などたくさんいただき朗読されてましたが、心に響いたのは女川町民憲章の唱和でした。 女川町民憲章わたくしたちは、うみねこ群れとぶ三陸の美しい豊かな海に夢を求め、歴史と伝統を重んじ、互いに信じあい、助けあって、 未来にはばたく創意と活力に満ちた港町女川を築くため、この憲章を定めます。 一 わたくしたちは、健康で働き、明るい、豊かな町をつくります。 一 わたくしたちは、自然を大切にし、きれいな町をつくります。 一 わたくしたちは、きまりを守り、住みよい町をつくります。 一 わたくしたちは、としよりを敬い、若い力を育て、希望の町をつくります。 一 わたくしたちは、互いに学びあい、文化の町をつくります。 被災前にはここまで心に響くことはなかったでしょう、しかし今回、7割がた破壊された被災地の真ん中で国歌斉唱し町民憲章を唱和する町民の姿を見た時、深く感動しました。 ややもすると被災地に慣れて感受性が低下しないように、今後も取材を通してしっかり伝えていかねばならないと 改めて思いました。

